小さな背中

大好物のマッシュポテトを作ったら、両手をパタパタさせながら喜んでくれる。
大好きなベ◯マックスは、何度見てもラストシーンで号泣しちゃう。
2人で卓球してても、負けたら「もう一回!」って絶対ムキになるし、雷が苦手で、家に居てもいつもビクビクしてるね。ほんとにもう、小動物みたいにせわしない人だ。

だからついつい、子供っぽいねとからかってしまう。そこでまた頰を膨らませて「なんなん!」なんて怒るものだから、もう可愛くてやめられない。

表情だけじゃない。お気に入りの靴下も、散歩の時に繋ぐ手も、お弁当のお箸でさえも、僕のと比べると何もかも小さくて……でも貴女は、その小さな背中で、ずっと僕を支えてくれているんだよね。ありがとう。

「本当に私で良かった?」とたまに不安になって聞いてくるけれど、勇気を振り絞って告白してくれたあの日から、ずっと貴女が大好きです。
泣きながら「ありがとう」と言ってくれたあの時から、この人を幸せにしてあげたいといつも思っているよ。

何度も何度も喧嘩したり、寂しい思いをさせてしまって、本当にごめんね。貴女のことをちっちゃいちっちゃいと言ってるんだから、僕ももっと、心の大きな大人になって、貴女の事を支えてあげないと。

お詫びの印と、これからも宜しくの気持ちを込めて、また今度、マッシュポテト作るから、楽しみにしててね。