中学時代に『自慢の嫁』と出会い、好きになった。
女性を好きなるという基準の物差しがあるとするならば、
まさにその基準となる女性が同級生だった。
『自慢の嫁』の事は、高校・大学・社会人と淡い良い想い出
として、記憶の棚から取り出す事がたまにある程度。彼女は
医学を志し見事に医学部に進んだと風の便りに聞く。
お互い色々あり、
お互いに、結婚、
お互いに、子供が生まれ、
お互いに、残念ながら離縁した。
私は会社員から独立して仕事に励む日々。離婚が決まり
気持ちを新たに頑張ろうと思案する日々のなか、
細い細い赤い糸が発動。(長くなるから書かないが・・)
久しぶりに会う機会を得た。
変わらない彼女を見て、やはりこの人の事が好きなんだと
再確認。
ちょっとした勘違いがあったが、あれよあれよという間
にプロポーズして再婚。
私は自営業、彼女は勤務医という事で微妙に時間がずれて
いるが、短い接点を日々送る中、兎に角、子育てに仕事に
家事にと一生懸命な彼女が可愛くて仕方がない。
何か助けてあげねばならないと思わせる何かを彼女は持って
いるのだ。それに面白い。見てて飽きない。
また笑うポイントやものの捉え方や考え方もしっくりくる。
色々な意味での相性が良いのだ。
私生活について絶望する経験を経た後だからという点が
あるやも知れないが、今までに味わった事のない多幸感を
『自慢の嫁』は私に日々プレゼントしてくれている。
以前は長く生きるという選択肢を人生において重点をおく事
をある年齢以降やめていた。今は違う。
彼女とその息子の為に少しでも役に立って生きたいと思うの
だ。こんな可愛くて、美人で、賢くて、面白い幼馴染と結婚
出来たのだ。大事にしなければ、間違いなく罰があたるだろう。そして、もし家族の為に死なねばならないとするならば、
喜んで死地に赴けるだろう。
私は近頃思うのだ。神様は本当にいるのかも知れないと。
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