高校3年ですか…
FTMである俺の彼女は以前FTXで、マブダチとお互いを信頼し合っていた。
恋愛に発展するなんて、二年前のその時は思っていなかっただろうな。
知らない間に可愛くなっていく彼女の気持ちを知って、付き合うことが出来て暫く。
受験期真っ只中で怠けてはならない時期に俺は盛大に怠けていた。
別に平気だろうなどとぼーっと、自分に、彼女に甘えていた。
マブダチだった時にも一度ビンタを食らったことがあり、付き合ってすぐに浮気まがいなことをして二度のビンタを食らって、そしてついこの間LINEで言い合いをし喧嘩になり、それでも言い訳をし続ける俺は三度目のビンタを食らった。
「なんで言っても分からないの。遊びで付き合ってるんじゃないんだよ。恋愛ごっこじゃないんだよ。私はあなたと本気で一緒にいたいの。でもあなたの行動次第で未来は無いから」
こんなにガチで叱られたのは初めてだった。
どれだけ甘かったか、どれだけ向き合ってなかったのは自分かを痛感した。
真剣に向き合って、色んな彼女を見せて叱ってくれる。
これを見た人は、まだ子供のままごとって思うだろうけど、俺は確信してます。
彼女以上は現れないと、全てを受け止めて叱って、向き合わせてくれるのは彼女だけ。
喧嘩しても作ってきてくれたお弁当。
その日から幸せを噛み締めるように食べてる。
ありがとう、愛してくれて。
ありがとう、愛させてくれて。
身も心も綺麗に強くなっていく。そして不意に見せる可愛さや笑顔が、改めて俺の頑張る意味になりました。
大人になっても、よぼよぼになっても、
精一杯頑張って傍にいるよ。
待っててね、必ず結婚できるように、
身も心も新しい俺になるから。
ありがとう、愛してる。
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